縁ing Japan

0166565890

1等米とは

2016年10月23日

Pocket

s10

〇等米とは、米穀検査という検査によって格付けされる等級のことで、米穀・麦などの農産物に一定の規格を定め、品質改善や公正円滑な取引を促進するための農産物検査法(1951年制定)により第三者の民間検査員が格付けします。

生産者はこの検査を受けることができますが、義務ではありません。

ただし、この検査を受けていないお米は「未検査米」とされ、JAS法により産地、品種、産年を表示することができません。もちろん「新米」という表示もできません。

一方で、米トレーサビリティー法により、平成23年7月1日より産地情報の伝達が義務付けられました。以降は未検査米であっても産地の表記が可能となりましたが、産地表記の後ろに「(産地未検査)」と表示し、欄外に『「産地未
検査」とは、農産物検査法等による産地の証明を受けていない米穀のことをいいます。』または、『米トレーサビリティ法に基づき伝達された産地を、その事実に基づいて表示する場合には、「産地未検査」と記載しています』等の注記により「産地未検査」の意味を積極的に表示することなどが求められ、たいへん複雑になってきております。

240px-beikokukensa

知人に売るなら表示は無用でしょうが、他人に販売するには一般的には表示は必要でしょう。

実際には農協などに出荷する際は出荷時に検査を受け、そのまま出荷となるのですが、生産者が直接販売するためには、検査を受けるために米を計量、梱包し、運搬して検査を受け、検査費用を支払い、また持ち帰る必要があります。

検査は検査対象の米袋の内の幾つかにサシを入れ、玄米を引出す抽出検査で、検査規格は整粒割合、含有水分、被害粒・死米・着色米・異種穀粒及び異物混入の割合を見て、1級、2級、3級、規格外の何れかを判断し、全ての袋に等級のハンコが押されます。当たりが悪ければすべての米の等級が下がることもありえます。農薬量や放射線量などは一切関知しません。

%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8_2

この等級によって生産者の収入は大きく左右されることになるので、生産者は意識として農薬をたくさん使うようになります。乾燥も強めにかけるようになります。生活が掛かっているので安全側を取ります。しかしこれでは生産者の都合であって、消費者の望むものとは言えません。

そこで大きく力を発揮するのは色彩選別機による調整だと思います。生産段階で被害粒などが多くなってしまっても、抜くことが出来るので、出荷量は減っても等級を上げることが可能です。つまり、農薬を減らすことが可能です。

検査することは良いことだと思います。品質の良いお米をつくることは、美味しいお米をお届けできる。第三者の検査はお米の信頼度を高める。といった効果も得られるでしょう。しかし、検査方法、検査項目などについては消費者の求める内容、生産者の業務効率化などを反映していただけるとより良くなると思います。

縁ing Japanのお米は「ゆめぴりか」「ななつぼし」とも今年も1等米。これをそのまま精米してお届けいたします。

スーパーなどで売られているお米は、いろんな生産者のお米を集めて調整したものを袋詰めしているので、等級とは無関係です。

The following two tabs change content below.
高橋 修

最新記事 by 高橋 修 (全て見る)