価値の変化へ
世界的パンデミックにより、世界中の人は同じ目標を持ち、戦うこととなりました。
ウイルス感染による健康的被害への恐怖、感染防止策のための経済的影響、様々な社会活動や教育の制限など、不安は尽きません。
人の生活において必要なものは何か。
今の世界は資本主義に支配され、あらゆることがお金を基準にはかられ過ぎているように思います。しかし、人は戦争や災害などを経験し、度々お金そのものに価値がある訳ではないと気付かされます。
これまで当たり前のように過ごしてきた毎日のこと、毎年の行事が行えないことに不満を感じる人も多いでしょうが、それは当たり前のことではなかったのだと気付かされます。
では、人には何が必要で、何に価値を感じるのでしょうか?
健康でしょうか?権力者の力量でしょうか?食べものでしょうか?残された人生の時間でしょうか?神の導きでしょうか?助け合う気持ちでしょうか?明るい未来を目指す気持ちでしょうか?それともやはりお金でしょうか?
とにかく、生産者である我々は出来る限り国内の食料自給率を上げるためにも、作物をつくり続けます。
資本主義優先の元の社会に戻すことも良いですが、これを期に、世界共通の意識として、ビジネスばかりではなく世界の人々の価値観のベクトルが同じ方向に向かうことを願います。