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設備投資のための補助金は農家のため?

2017年3月2日

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農業に必要なビニールハウスや農業機械など、とにかく設備投資は農家にとって大きな負担です。

米農家の場合、年間に数日しか使用しないような機械もたくさんありますが、ある程度の規模を作付けるにはどうしても必要になります。収穫後の調整ラインなどはもうちょっとした工場のようなものです。個人の農家ですべてを整えられている農家はかなり努力されていることと思われます。

複数農家で共同利用すればよい。という考えもありますが、そう簡単ではありません。使いたい時期はどうしても同じ時期なので順番待ちになる。機械の使い方が荒い人がいる。など、どうしても公平性が保てません。

やはり、機械の導入や買い替えを考えるときに頼りになるのは国の補助金です。補助金の制度は毎年変わりますし、要件も厳しいものもあるので、何時でも何でも活用できるわけではありませんが、事業費の1/3とか1/2とかを国が出してくれるのは魅力的です。

農業機械も一応定価のようなものはありますが、値引き率は分かりません。

自家用車も似たようなものかもしれませんが、販売数が違うので自家用車だと専門誌などでおよその値引き額が見えたりしますが、農業機械では全く見えません。実際に購入した知り合いに聞くしかないのです。

メーカーは通常に購入する場合に大きな値引きをする機械であっても、補助金で購入するとなると大きな値引きをする必要がない訳です。農家も無理して値引いてもらわなくても、補助金があれば通常より安く買えるという意識が働きます。予定の更新時期でなくても補助金制度が活用できる時に利用しようという意識も働きます。

そう考えると、こうした補助金は農家のためであるという建て前でありながら機械メーカーのための補助金なのではないかとさえ思えてきます。(気を悪くされたメーカーさんごめんなさい)

ちなみに、機械代を支払う再に、メーカーは振込手数料を引いた額で振り込んで下さい。とおっしゃってくれる場合がありますが、補助金の対象事業費はあくまで機械代であって振込手数料は含まれないので、対象事業費を振込手数料を差し引いた額に変更する必要が生じるのではないでしょうか?細かい話ですが、もとはと言えば補助金は国民の税金です。(ちなみにうちは手数料を別に支払いました。)

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高橋 修

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