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「炭水化物」、「糖質」、「糖類」、「糖分」について

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最近の商品には「糖質ゼロ」、「糖分ゼロ」、「無糖」などの表示が目につきますし、人間ドックでは「糖分」は控えるように言われたり、「糖」に対してあまりよくないイメージをお持ちの方も多く、「炭水化物ダイエット」までもが流行しています。

お米は炭水化物の代表格として挙げられますが、「炭水化物」とはそもそも何でしょうか?

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1.炭水化物とは

炭水化物=糖質 + 食物繊維

「炭水化物」とは「糖質」と食物繊維から成り立つ化合物で、脂質やタンパク質とともに三大栄養素の一つです。そのまま「糖質」と呼ばれることもあります。

人間の主要なエネルギー源となる栄養素で、体内に入ると炭酸ガスと水に分解され、その過程でエネルギーを産生します。 脂質に比べて燃焼が早いので、体に吸収されるとすぐにエネルギーになります。

炭水化物が不足する状態が続くと、体内のたんぱく質が分解されエネルギー源として使われます。そのため基礎体力が低下し、疲れやすくなるほか肝臓の解毒作用の低下、肌荒れなどの症状をまねきます。また、脳は炭水化物からつくられるブドウ糖だけをエネルギー源としており、極度に炭水化物が欠乏すると脳の働きにも支障が生じます。

日本人の食事摂取基準によると、18歳以上の方の場合、一日に必要なエネルギー量のうち炭水化物からとる割合の目標値を、50%から65%としています。(一日に必要なエネルギー量は、人により違います。)

では、「糖質」とは何でしょうか?

2.糖質とは

糖質=糖類+多糖類+糖アルコール+高甘味度甘味料

「糖質」は、大きく分けて「糖類」、「多糖類」、「糖アルコール」、「高甘味度甘味料」の4つで構成されています。

糖質は、単糖類に分解され、小腸で吸収されます。

小腸で吸収された単糖類は、血液に溶けて体全体に運ばれます。肝臓や筋肉ではエネルギー源として利用されるほか、グリコーゲンとして蓄えられます。蓄えられたグリコーゲンは、体内でエネルギーが必要になったときに、単糖類に分解されて、筋肉や脳が活動するときのエネルギーになります。この他、脂肪やアミノ酸の合成材料にもなります。肝臓や筋肉に蓄えられるグリコーゲンの量は決まっているので、余分な糖質は体脂肪として蓄えられます。

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では、「糖類」とは何でしょうか?

3.糖類とは

糖類=単糖類+二糖類

「糖類」は単糖類と二糖類に分けられます。

単糖類は、くだものに含まれる果糖(フルクトース)や、はちみつにも含まれているブドウ糖(グルコース)などです。

二糖類は、砂糖(スクロース、 ショ糖)や牛乳など含まれる乳糖(ラクトース)、水飴や麦芽飲料で知られる麦芽糖(マルトース)、きのこ類や酵母、ライ麦に含まれるトレハロースなどです。

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では、これら分類に出てきていない「糖分」とは何でしょうか?

4.糖分とは

「糖分」という言葉は、馴染みもあり普段かなりよく耳にします。でも実際のところ、「糖分」は栄養表示基準にもなく、はっきりした定義は無いようです。

いわゆる「甘いもの」や「炭水化物」など全般と理解してよいでしょう。

 

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高橋 修

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